第59回計量士国家試験迫る
2009年3月1日(日)、全国9カ所で実施
合格基準は約6割の正答率
2009年実施の第59回計量士国家試験が、2009(平成21)年3月1日(日)に全国9カ所で実施される。計量士は、出願者が1万人を超す国家資格。近年は環境計量士への出願が多いが、今年は一般計量士の出願者数も前年比1割増。第58回の合格者は、1077名(受験者数7192名、合格率15.0%)、環境計量士は合格者868名(受験者数6131名、合格率14.2%)。
計量士は計量法第122条に規定された国家資格。一般計量士、環境計量士(濃度関係)、環境計量士(騒音・振動関係)の3つの区分がある。
経済産業省では、2001年から計量士国家試験の合格基準を明らかにしている。
2008年3月2日実施の第58回計量士国家試験の合格基準は、以下の2つの条件を両方とも満たすものであった。ただし、科目の試験免除がある受験者は、(1)を満たせばよい。
(1)専門2科目の合計
▽試験区分が環境計量士(濃度関係)にあっては、100点以上(25/50 問)
▽試験区分が環境計量士(騒音・振動関係)にあっては、116点以上(29/50問)
▽試験区分が一般計量士にあっては、120点以上(30/50問)
(2)共通2科目の合計
▽全試験区分とも、120点以上(30/50問)
【試験会場】▽北海道=北海道情報専門学校(札幌市白石区菊水6条3丁目)▽宮城県=東北電子専門学校(仙台市青葉区花京院1-3-1)▽東京都=早稲田大学(東京都新宿区西早稲田1-6-1)▽愛知県=名古屋工学院専門学校(名古屋市熱田区神宮4-7-21)▽大阪府=大阪大学(大阪府豊中市待兼山町1-16)▽広島県=広島経済大学(広島市安佐南区祇園5-37-1)▽香川県=香川短期大学(香川県綾歌郡宇多津町浜1-10)▽福岡県=東和大学(福岡市南区筑紫丘1-1-1)▽沖縄県=沖縄総合事務局(那覇市おもろまち2-1-1)

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